「Geo Motion(ジオモーション)」は、Bluetooth Motion Sensorです。
Bluetooth LEモジュールと加速度、角速度、地磁気をとらえるセンサーを組み合わせています。
電源を接続すればすぐに動作して、サイズ・重量は11 × 17 × 2ミリ 、0.7グラムと小型で、約40メートルの距離まで無線通信できます。Bluetooth LE対応のソフトで、このデバイスを検索、接続、データ受信が可能です。
加速度、角速度、地磁気のXYZ方向の合わせて9個のデータを16ビットの2進整数で受信し、クォータニオンの出力にも対応しています。
Geo MotionのAPIをダウンロードし、ユーザーによる独自のパソコン、スマートフォン用アプリケーション開発が可能です。ゲームエンジンのUnityと容易に連携し、Geo
Motionで取得したリアルタイムセンサデータで3DCGによるゲーム、インタラクティブコンテンツを様々に実現できます。
シンプルに、加速度、角速度、地磁気のデータを受信します。
動くものにこのモジュールを固定すると、加速度からは、加わった力の大きさ、方向、動きの速さ、動いた距離を、 角速度からは、回転軸の方向、軸まわりの速度、動いた角度、働いた回転力を、地磁気からは、磁方位などを推定できます。
また、これらのデータを組み合わせると、物体の姿勢角も推定できます。
データをどのように発展させるかは、利用される方の想像力次第。
エンターテインメントへの応用、物体・移動体、人体の動きや姿勢の推定、振動検出、移動による消費エネルギー推定、災害予防のためのデータの検出など、幅広い分野に利用の可能性があります。
力検出
スポーツセンシング
姿勢制御・検出
物理・情報教育用センサ
デザイン・アート
遊技場
AR/VRコンテンツ
小道具への組み込み
動きの検出・評価
姿勢評価
運動測定
各種コントローラ、スイッチ
振動検出
侵入検出
傾き検出
水圧検出
Geo Motionを物体や人に簡単に取り付けて使用する便利な「Motion Patch(モーションパッチ)」とそのIoTアプリケーションも、どうぞご利用ください。
※Motion Patchはペットボトルの蓋を再利用し、ボタン型電池で駆動するGeo Motion専用パッケージです。様々なものに簡単に装着でき、離れた場所から無線でスマートフォンやPC等にデータを送信します。
弊社では、お客様の目的に合わせて、Geo Motionを利用したハードウエア、ソフトウエア開発、プロダクトのデザインも請け負います。また、Geo Motion単体での販売も予定しています。発売時期、価格についてはお問い合せください。
「Bluetoothプログラミングが面倒」という方のために、データ受信プログラム 「BLE Scan」(パソコン(Mac、Windows)、スマートフォン用)をご用意しました。 加速度、角速度、姿勢角、クオータニオンを、UDPポートに出力するものです。 お客様が開発されるアプリケーションでは、UDPポートから浮動小数点数で表されたデータを受信できます。 「BLE Scan」を動作させておけば、Bluetoothのプログラミングは何も必要ありません。
Geo Motion (ジオモーション)
仕様
■ ブルートゥースモジュール:Bluetooth LE5.0 技適取得品
■ センサーモジュール:加速度、角速度、地磁気
■ 測定レンジ:加速度 ±2g (±4/±8/±16gに変更可)、角速度 ±1000dps(°/sec)(±250/±500/±2000 dpsに変更可)、
地磁気 ±4800μT
■ 分解能:16ビット
■ 検出時送信間隔:20[ms]
■ 接続時データ送信間隔:7.5[ms]
■ 通信可能距離:約40[m]
■ 電源電圧:3.0~3.3[V]
■ 消費電流:検索時5.2[mA]接続時12.3[mA]
■ サイズ、重量:11×17×2[mm]、0.7[g]